Transient

作詞：まさき　作曲：てるやま (2009)

嵐のように流れる時の中で　君に出会った

君との時は　ゆっくりと優しく僕を包んでった

募る感情押さえられず　僕は君の手を握ってた

公園のベンチにこしかけ　何時間も語り合ったね

そのうち君は僕の肩にもたれて　寝息を立てた

そんな顔を見て僕は　このまま世界が止まっていて欲しいと思った

頭の隅にいつもいる君が　遠ざかっていく

とまどいながらも自分の居場所を確かめつづけた

瞳に映る未来は　いつしか空想の中

I want to return again. I want to return again...

昼下がりの太陽を見ると　あの頃の君を思い出す

不器用なあの笑顔が　傷つけることを許さないような　そんな気がして

離れたわけも分からず　ただ立ち尽くす

現実を壊せるものならそうしたいと何度も願った

あなたへの思い　三日月の船に乗せ　届けようとした

でも届くわけなく　花びらのように　はかなく舞い落ちた

あのとき流した涙は　いったいなんだったんだろう

景色とともに滲んで落ちていった　一粒の思い出

どれだけ伸ばしても　二度とは繋げない手

I want to return again. I want to return again...

すれ違った二人に　訪れる世界　写真のように平べったい世界

終わらぬむなしさを　どれだけ埋めようとしても

どんどん深くなる　HOLE

頭の隅にいつもいる君が　遠ざかっていく

とまどいながらも　自分の居場所を確かめ続けた

あのとき流した涙は　いったいなんだったんだろう

あなたを思えば思うだけ　迷い込みねじれていく

瞳に映る未来は　いつしか空想の中

I want to return again. I want to return again.

I want to return again. I want to return again.

もう　あなたの瞳に映る僕はいない

一粒の思い出といっしょに　流れて消えたから

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